内閣府・総務省の「マイナンバーカードで上限5,000円分のマイナポイントがもらえる！」というパンフレットを見つけたので調べていきたいと思います。また、私は実際に予約した経験があるのでそれについても加筆しています。少々衝撃なタイトル「一刻も早くマイナポイントの予約をしたほうがいいたった一つの理由」については後述しています。
マイナポイントとは？
マイナポイントとは、簡単にいうと自身が選択したキャッシュレス決済サービスを利用すると国からもらえるポイントのことです。上限は1人あたり5,000円分のポイントです。たとえば、キャッシュレス決済で2万円分のお買い物や電子マネーをチャージすると上限5,000円分のポイントがもらえます。
ただし、マイナポイントをもらうにはマイナンバーカードが必要になります。さらにマイナポイントをもらうための予約 (マイナポイント予約)と利用するキャッシュレス決済サービスをあらかじめ選ばなければなりません。
マイナポイントをもらうためにやらなければならないこと
マイナポイントをもらうためにやらなければならないことは以下の3点です。内閣府・総務省のマイナポイントのパンフレットはごちゃごちゃしてわかりにくのですが、実はやることは以下のたった3つなんです。
- マイナンバーカードの申請
- マイナポイントの予約
- キャッシュレス決済サービスの選択
それでは、ひとつづつ見ていきたいと思います。特に真ん中の「マイナポイントの予約」はちょっと大変なので注意してください。
マイナンバーカードの申請
私の場合は「マイナンバーカードの申請」は済ませてあったので問題ありませんでした。まだ持っていない方も市区町村の窓口へ行けば申請できるので問題ないでしょう。取得には1か月くらいかかることもあるようなので、早めの申請をおすすめします。
マイナポイントの予約
それでは問題の「マイナポイントの予約」についてです。予約はスマホやパソコンから専用のサイトへアクセスして行います。スマホの場合は専用のアプリをインストールしなければならないのですが、インストールできる機種が限られています。大手キャリアの比較的新しい機種であればほぼインストールできると思います。私のスマホはアプリに対応していないのでインストールできませんでした。
【マイナポイントアプリ】JPKI利用者ソフト「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」となりマイナポイントの予約ができない
パソコンの場合はマイナンバーカードを読み書きするICカードリーダライタが必要になります。私はマイナポータルやe-Taxをパソコンから利用したかったためICカードリーダライタを購入しており、マイナポイントの予約はパソコンから行いました。なお、パソコンで予約するには準備ソフトのインストールが必要になります。
パソコンでマイナポイントを予約するためマイキーID作成・登録準備ソフトをインストール
パソコンとICカードリーダライタでマイナポイントを予約 (マイキ―IDの発行)しました
スマホやパソコンを持っていない方は市区町村の窓口でもできるようなので問い合わせてみてください。また、スマホやパソコンで予約できない。予約する方法がわからないという方も窓口で済ませておくことをおすすめします。というのもマイナポイントを予約しないことにはマイナポイントはもらえないからです。さらに、パンフレットには「予約者数が予算の上限に達した場合には、予約を締め切る可能性があります」とまで書かれています。
キャッシュレス決済サービスの選択
キャッシュレス決済サービスといってもすべてのサービスが利用できるわけではありません。総務省の「マイナポイント事業」の公式ホームページに掲載されているサービスから選ぶことになります。といっても有名なサービスはほぼ網羅されています。
多くに方はすでにキャッシュレス決済サービスを利用していたり、まだ利用していない方も身近で利用頻度が高そうなサービスを選べばOKなので問題なさそうです。また、サービスの選択は2020年7月～2021年3月までなのでまだまだ余裕がありますね。選ぶポイントはマイナポイントの上限5,000ポイントを得るには20,000円以上のお買い物やチャージが必要になります。つまり、20,000円以上使っている、使うであろうサービスを選択することです。かつ、獲得した5,000ポイントを消化できるサービスであれば確実ですね。
私の場合は、インターネットショッピングでクレジットカードの「楽天カード」を利用しており、またポイントは楽天ポイントをメインに使っているので必然的にこの組み合わせになりました。
まとめ
マイナンバーカードの申請から、上限5,000円分のマイナポイントをもらうためのポイントや注意点をまとめたいと思います。
- マイナンバーカードの取得は1か月程度かかるため、持っていない場合は早めに申請する
- マイナポイントの予約はできるだけ早く済ませておく、市区町村の窓口でもできる
- キャッシュレス決済サービス一覧から20,000円以上使えるサービスを見つける
マイナポイントは2020年9月から始まる予定なので、逆算すると8月までにマイナンバーカードの申請と利用するキャッシュレス決済サービスの準備をし、カードの取得と同時にマイナポイントの予約をすれば間に合うことになります。しかし、前述したようにパンフレットに「予約者数が予算の上限に達した場合には、予約を締め切る可能性があります」と書かれているので、一刻も早く予約することをおすすめします。
余談ですが私の経験上、世の中全てのサービスにおいて「改善」よりも「改悪」のほうが多く、確率も高いように思うからです！
